【代表の朝倉です・現場だより】
Riekes Center, Sione コーチの説明をしたところで、次は実際のプログラムを見ていきたいと思います。 道場生達は土曜日にアメリカに到着して、ランチをとった後、Riekes Centerのツアーに行きます。このツアーはただ単に施設を見て回るのではなく、フィロソフィーやセンターの歴史などに触れていきます。 Honest Communication Self Supervision Sensitivity to others という施設のルールをRiekes氏の歴史と共にツアーガイドが説明してゆきます。
Riekes Centerのプログラムは大きく分かれて
Athletic Fitness
Creative Arts
Nature Study
Community Service
に分かれています。ツアーの最後にどのようなプログラムを希望しにきても、その人が本当にやりたい事を聞きます。 Riekes Center will help you achieve your best interest ここでセンターとして重視しているのは彼自身が今の時点でしたい事、出来る様になってみたい事、です。
例えば7footer (身長2m14cm)のバスケットボールをしている高校1年生の親が別の州から息子を連れてきたことがありました。その子がその時に一番したかったのがギターでした。でもその子も親もNBAに行きたいと思っていました。でもその子がその時点で一番やりたかった事はバスケットボールのトレーニングではなくてギターだったのです。
彼の滞在期間中、もちろんバスケットボールに関したトレーニングもしましたが何よりもギターに取り組んで、最後にはセンターで定期的に行われているリサイタルでギターを披露したのです。
この様にその時点で最も興味がある事、そして一方で長期的に達成したいゴールの為にもアプローチできる、そんな場所なのです。
何よりも本当に
every participant’s goal is equally important
Center provide the best opportunity to achieve those goals
というフィロソフィーを実施しているので、誰かにやらされていることは一切ないわけです。何よりも親や、コーチ、が望むことではなく本人が望むことが重要視されているわけです。例え、それが中期的にそのスポーツにおいてパフォーマンスが向上するのに必要であっても(例えばギターは中期的にはバスケットボールのパフォーマンス向上にウェイトトレーニングやスキルトレーニングほどは影響がないと思われる)です。
本当に大事なものを感じる為には様々な経験が有効である、という点で道場生達は非常に面白い経験をすることになります。
続く