でもね。。

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がんばってトレーニングを始めるとどんどん体に変化が出てきます。そもそもトレーニング、特に技術練習とは別にトレーニングを始めるモチベーションはきっと人それぞれなんですけど、私の場合は競技特性もあり、なんとなく、ウェイトトレーニングを始めた、、、というのが本当のところです。でも始めたウェイトトレーニングではソコソコに負荷を加えて、周りの人達ののアドバイスを聞きながら進めて行くと、なかなかのペースで強くなり、挙上重量も上がって行きました。それに従って自信も付き、プレーも積極的になりました。でも、、、結局そこまで上手くなれなかったんですねえ。高校の時にそこまで真剣にスポーツに取り組まなかった上にその下の年代ではろくにスポーツもやっていない、中学校受験があったので小学校の頃なんて、塾通いでロクに外遊びもしていない、、、そんな基礎がない自分は、力を生かす術が全くわかっていなかったのです。高校時代に大阪の高校でアメフトで鳴らした子には全くウェイトトレーニングをしていなかったにも関わらず、中々勝てなかったし(今から考えたらセレクションで関西学院大学に行く筈だった奴なんで当たり前かもしれませんが、、)。

多分出力もある程度増していたんでしょうし、プロのビデオ見たり、本読んだりして、イメージは湧いていたので、少しずつは上手くなって行きました。

でもね、、結局根本的な所が分かっていなかったんですよね。

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なんとなく上手く行った時のイメージは付いている気がしたし、体は大きくて、自分より大きくて強いのに力でやられるイメージもなく、アグレッシブにプレーしていたのでまあまあ、出来ていた(のかな?)覚えがあります。でも、結局のところ、それぞれの動きやプレーに対して明確な目的に対しての自分が動くべき答えが見えていなかった訳です。だからずっとモヤモヤやっていた訳です。入り口は見えてて、出口もあるような感じするけど、その間がブラックボックス。。

丁度そんな時期に、きちんとトレーニングを整理して指導する方がいると言う事を知り、この道に進んでブラックボックスを開けて見たいなあ、という気持ちになったんですね。

私達が皆さんに伝えて行きたい、のは自分が上手くなるために”納得して”実施できるアプローチ、なんです。人間の身体のことは分からないことがまだまだ沢山あるんです。でも、できるだけ納得して、解って努力したいという気持ち。それをサポートして行きたいという思いで、トレーニングの指導をしているのです。

スポーツで運用される技術は移動も含めて必ず目的があります。その目的に従って、適切に体から力を発して、自分を目的に即して動かすことができるようになる。それを学ぶことは誰にでも出来ます。

トレーニングには様々な形があり、目的に応じて様々なものをチョイスできます。もしかしたら未知なるものもあるかもしれません。

でも、そこには必ず合理的な目的が存在している筈なんです。それを一つ一つ達成できるようにして、いく。そして、昨日より前に進めた自分になる。そんな喜びを一緒に感じましょう!
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SOM 朝倉