【CMCの山越です】
今回はWリーグ所属山梨クイーンビーズと日本航空学園の女子が対象でした!
そもそものきっかけはクイーンビーズの選手数名が前月に東京で開催した山越塾に参加してくれて、トレーナーの古屋さんも含めて山梨に来てほしいと言っていただいたことでした。
その話を聞き、普段古屋さんがチームに対して行っているムーブメントトレーニングに興味を持っていた航空学園の監督が是非参加したいとのことで今回のような形になりました。
今回は2部構成でした。
①ムーブメントトレーニングを行うために必要なコンディショニング(高校生のみ)
ムーブメントトレーニングはバーティカル(鉛直方向)の力発揮がベースとなるためその準備としてしっかりとスクワットができるよう足首、股関節、体幹部のコンディショニングを行いました。
しっかりスクワットができることをゴールとし、柔軟性・可動域の獲得、体幹部の剛性の獲得、重心位置の把握など指導しました。
監督が自身の変化に感銘を受けていました(笑)
このスクワットがしっかりとできる状態を保つということはコンディショニングを保つということにもなると考えているので指導したコレクティブエクササイズ・セルフケアを継続していただきたいです。
▲総合的なアプローチをした後にスクワット!
②バーティカル、リニアフォワード(前方向)のムーブメントトレーニング
休みを挟んで後半はクイーンビーズの選手も加わりムーブメントトレーニング。
クイーンビーズの監督も前半見学してくださり、ところどころ鋭い観点で質問をしていただきました。(とても楽しそうでした)
今回は2時間という短い時間の中で2方向行うということでかなり端折りましたが、バーティカルの前後でシュート、リニアフォワードの前後でオープンステップのドライブをビフォアフターで行い、変化を感じ取ってもらいました。
▲スキップ。反発感と足をスムーズにスイッチさせる練習。
▲ウォールドリル。実際に走る角度に身体を近づけていきます。
▲スタートダッシュの練習。
▲最後はドライブでやったことがどれだけ反映されるかチェック!
もちろん、バスケットボールの動きで単一方向の動きだけで成り立つものはほとんどないのでムーブメントトレーニングとして良い動きがバスケットボールの動きとして100%の正解ではないということを伝えた上でです。
ただ、重心位置、股関節の引き込み、上体・脛の角度、プッシュの感覚、スピード感などがある程度反映されていれば良いと思います。
アフターのチェックの際、航空学園の監督が選手の走る姿を見て「おぉっ!」とナチュラルに驚いていたのが印象的でした。
参加者全員がすごく真剣に取り組んでくれて、素晴らしい時間となりました。
お疲れ様でした!
また機会があれば、伺いたいです。
▲最後はみんなで集合写真!ムーブメントのMのポーズで!
※写真は許可を得て掲載しています。