地面を押して加速する力を増せば身体を動かすエンジンが強くなる、自分でもそんな事は分かっていた気がします。まあ、なんとなくは、、ですが。でも、それをハンドリングする事もかなり大事だって事はかなり後になるまで分からなかったんです。
私達は地球上で暮らしていますから、常に重力(引力)が地面に向けて私達を引きずり下ろしています。立っているだけでもその力に力に対抗して上方向に加速し続けています。この2つの力が相殺されて動かずに立っているって訳です。
じゃあ、水平に加速したかったらどうするかって、これに水平方向の力を足す訳なんです。
なんて、シンプル。
例えば前に加速したければこの写真みたいに下方向と後ろ方向に押してやる事が大前提な訳です。
ただ、斜め後ろに押す事って実際には結構難しくて、元の状態に残そうとする慣性力と加速力でバランスがうまく取れていてないと、上手に力を地面に伝えられないんですよね。立っている時は比較的コントロールが出来しやすくて、押す力を発揮する事を学びやすいんです。
何故なら立っている時は自分の身体の体重の中心にある部分まさに真下に自分の足、言い換えれば力を加える場所があるんですよね。
でも走る時は力を伝える部分に斜めに力が行かなきゃならないんで、なんとも困ったことになるわけなんですよ。
だから、今度は角度をつけても押し出せるような力と技術を身につけなきゃいけないわけなんですよねえ。
やることがたくさんあって大変???でも押し出す方向は前だけなのか???
少なくとも私が現役の時はなんとなく前に行くのはうまくいくこともあったかもしれませんが、それ以外は、、、酷いもんでした。どうしてって、何したらよいかわからないでやってるわけですから、、、