ディビジョンIAのフットボール選手のパフォーマンス向上には、速度よりも運動量がより効果的な指標となる
Mann, J. Bryan, Jerry L. Mayhew, Marcel Lopes Dos Santos, J. Jay Dawes, and Joseph F. Signorile. 2022.
“Momentum, Rather Than Velocity, Is a More Effective Measure of Improvements in Division IA Football Player Performance.”
Journal of Strength and Conditioning Research / National Strength & Conditioning Association 36 (2): 551–57.
今回はこんな論文を紹介してみました。
運動量って俗にどれだけ走れたか?みたいなことを指し示すと思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、
運動量(Momentum)とは質量(重さ)❌速度(速さ)で示されているもの。ざっくり言えばどれだけ大きなものが速く動けるのか?ということです。この運動量が大きければコンタクトスポーツでは相手に対して大きな影響を与えることができます。(運動量保存の法則)
この論文では
トレーニングによるスピードと体格の向上が含まれる運動量は、選手の上達を測る、より適切で裏付けのある指標となる。
と、あります。
すなわちコンタクトスポーツではいかにたくみに動けても結局強くて速いには敵わない、、、わけです。
そして強くなるには出力を強くする、身体を打撃に対して強くする(Robustness)、速くなるには、より効率的に様々な方向に加速、減速できる技術と、それに伴うパワー(力❌速さ)を発揮できる必要があるわけです。
こんなことは当たり前かもしれませんが、
巧みに、効率的に、というのは必要なツールですが同時に強く速く出力できるようになる、ということもまた必要なことなのです。
School of movementでは巧みに動く、ことだけではなく、出力を上げる、ことにも取り組んで行ってほしいと思っております。
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