Movement Fundamentals(ムーブメントファンダメンタルズ)®︎ 東京26期を終えて

各セッションの学び

10月末から始まったMovement Fundamentals(ムーブメントファンダメンタルズ)®︎東京26期が12月15日に終了しました。新しい仲間と共に走る、曲がる、止まる、に必要な技術を学びました!

表紙にある画像はそれぞれのセッションの後に参加者の皆さんが表現した学びのポーズです。

今回も野球専門トレーナー、ビーチフラッグスのアスリート、をはじめ多くのみなさんにご参加いただきました。

アウトプットをするセッションなので、毎回セッションの内容が変わります。だから連続で受講される方も多くいらっしゃいます。

20時間のセッションを通じて共通言語をもち、出力のイメージを共有できるようになれる。そうなれば、仲間の力を集結して、問題解決に進めそうですね!

Movement Fundamentals(ムーブメントファンダメンタルズ)®︎では動画や写真では見えづらい力の流れやコントロールを共有する、ところからはじまります。例えば一般社団法人 School of movement認定コーチの森下さんのブログで、

 

 

ヒップヒンジについて意識をしない、むしろ骨盤後傾を意識した方が速く走ることができる、とあります。ここだけ見るとヒップヒンジ=悪に聞こえますが、こうもあります。

“まずは股関節を屈曲、骨盤前傾することで力をためて、そこから股関節伸展、骨盤後傾していくことで力を出すのだ。”

ムーブメントコーチ 森下茂

すなわち、ヒンジという形ではなく、ヒンジを利用した出力に着目し、その連続性の中でパワーを連続的に発揮するわけです。いつの日からか私達はヒップヒンジを利用した出力、すなわち股関節が発出する出力を最適化する為に代償が出過ぎない様に意図してきたヒップヒンジを形のイメージに置き換えていないか?そんな事を改めて思わせる投稿だったわけです。

そういう意味で行くと、学びのポーズで力感や動きを示すのは難しい。実は本人達は全く違うことを考えてポーズしていても同じに見えるかもしれません。それでも表現をトライする。それが重要だと思っています。

今回完了したこの10回20時間のコースでは、さまざまな方向への加速(減速)をこの出力に着目してお伝えしています。そしてそこで感じた力を参加者皆さんの言葉で表現して、伝え、変化を促す事ができる様になることを目標にしています。インタビューでも何度か受講する中で、違うものが見えたり、伝えられたりする様になります、という声を頂いております。

そんな気づきを得られる、共有できる喜び、を是非味わっていただきたいと思っています。

そんな自己完結の喜びのイメージが出来たかもしれませんが、勿論プロとしての仕事にも活かされています。このインタビューの中であるどこを見るのか、何を見るのかと言う点が共有されるだけで、仕事のコラボレーションが圧倒的にやりやすくなります。運動指導と言う仕事は、フリーランスの方が多い仕事ですし、1人で仕事を請け負うことが多いですが、この学びを利用することによってコラボレーションをする仕事ができるようになります。これは非常に大きなステップなんです。チーム単位での指導考えたときに、1人ではままならないことが多くなります。そんな時に一緒に戦える仲間を持てる可能性が高まるんです。実際にセッション終了時に仕事のオファーがあることも多々あります

そんな学びをぜひご一緒にやっていきましょう。